2008年6月11日水曜日

タイの車事情

タイ在住の人は知っている話ばかりだと思いますが、最近のタイの車事情など。

まず、タイでもガソリンの値段が上がっています。いまやハイオクは約 40B(=130円) で、5年前の2倍です。バスが値上げしたり、漁船が補助金を求めてストを打ったりしています。

物価も上がりました。つい先日発表されたインフレ率は 7.6% 。大手企業では、物価高の特別手当を 1,000~2,000B/月(=3,200~6,400円/月)支給する会社もあるそうです。俺の働いている零細企業にはありませんが、こうも物価が上がると 3~4% 程度の昇給では実質マイナスですから、企業も労働者も大変です。

ガソリンは高いので、ガソホールという、バイオエタノールを添加したガソリンが普及してきました。去年くらいまでは首都圏の一部のスタンドにしかなかったのに、最近はハイオクは置かずにガソホールを置くスタンドがほとんどです。

このガソホール、バイオエタノールの混合比率によって
E10 = バイオエタノール 10%
E20 = バイオエタノール 20%
E85 = バイオエタノール 85%
と数種類あります。

普通の車でも、E10 は使えます。E20, E85 は対応車のみ。最近の新車ですと E20 対応車がありますが、まだ E20 のスタンドは少ない。E85 は、最近検討され始めたものの、まだ販売されていません。対応車は VOLVO だけで、他社はこれから設計するとか。でも E85 って燃費悪いみたいですね。

ガソホールを使っても、実はお金の節約にはなりません。値段が1割安いけど、燃費が1割
悪くなるので、トントンです。バイオエタノールを使うので、石油を輸入しないで良い、植物が原料なので二酸化炭素の回収になり温暖化を防げる、と言われてますが、それで穀物の値段が上がって、途上国でメシを食えない人が増えていると聞くと、あまり良いとも思えない。

というわけで、本当に節約したい人は、ガスを付けます。NGV と LPG があり、ガソリン車に 3万B(=10万円) 程度でタンク等を付けるだけです。ただし NGV は航続距離が短く、補給に 20分ほどかかるので、あまり人気がありません。LPG は航続距離も長く、補給も短時間。でもタイ政府は NGV を普及させたいようです。

このガスを付けると、燃費が 1B/km くらいになる。ガソリン車だと 2B/km くらいなので、約半額。取付費が3万B なら、3万キロも走れば元が取れます。タイのタクシー・トゥクトゥクは昔からガスを使っていましたが、最近はバスやトラック、自家用車でもガスが多くなってきました。

また、タイではエコカープロジェクトも始まりました。1,300cc 以下、燃費 20km/ℓ 以上の車の生産を優遇することで、原油が高くなってもタイの自動車産業を発展させていこう、という目論見のようです。生産台数を2年で2倍にするとか、鼻息荒いですね。

まーこんなところなんですが、僕はどうしましょうねぇ。今使っている車に、ガスを付けることも考えたんですけど、もう17万キロも走っているんですよ。いまから付けても、元を取らないうちに売っちゃいそうだから、付けないでいいかなぁと。来年いっぱいまで乗ったら20万キロになるから、そしたら売ってエコカーでも買おうかな-。そんな感じです。先のことなんてわかりませんが。

ちなみに僕のカローラ、2003年型で新車価格は 77万B(=250万円) ですが、いま5年落ちで 17万キロでも、30万B(=97万円) くらいで売れると思います。途上国は中古車の値段が高いんだよな。日本なら鉄屑です。

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