2009年10月22日木曜日

タイ版ETC 「Easy Pass」が販売開始

2009年10月20日、タイ高速道路公社が「Easy Pass」の販売を始めました。高速道路の料金所で、走行したまま料金の支払いが可能です。日本のETCと同じようなシステムですね。

2009年11月15日から「Easy Pass」が使えるのは、バンコク第1高速道路(ディンデーン〜バンコク港、バンナー〜バンコク港、ダオカノン〜バンコク港)とラムイントラ高速道路(アトナロン=ラムイントラ線のプラカノン付近始点〜ラムイントラ〜アウターリング東線)の2路線。

「Easy Pass」1セットには、「Smart Card」2枚が入っています。10月20日から11月14日までに申し込んだ場合、保証金1,000Bが半額のキャンペーンを実施中。10月20日から12月31日までは、高速料金500B以上を支払うと5%の割引中。

申し込みに必要なものは、連絡先の電話番号と、個人で申し込む場合は身分証の写し、法人の場合は商業登記謄本の写し。バンコク第一高速道路とラムイントラ高速道路の事務所か、ワンストップサービスセンター(パホンヨーティン ソイ42、BOIのワンストップセンターとは別)で申し込みができます。

高速料金をチャージするとき、一回当たりの上限は5,000Bで、カードにチャージできる金額の上限は9,999Bです。料金のチャージができる場所は、「Easy Pass」が使える高速道路の料金支払所と、ワンストップサービスセンター。

「Easy Pass」が使える路線は、以下の通り順次拡大を予定中(カッコ内はサービス開始予定)。
・バンピー-スクサワット線(2009年12月)
・バンコク第1高速道路(2010年内)
・バンナー-チョンブリ線(2011年内)

参考:タイ高速道路公社(英語・タイ語)

2009/10/26 追記
・ドンムアン・トールウェー線(ディンデーン~ランシット間)は対応する予定なし、とのことです。

2009年10月17日土曜日

三蔵法師玄奘の翻訳

三蔵法師玄奘(げんじょう)といえば、ほとんどの日本人は彼がどんな人であり、何をしたかを知っている。孫悟空と猪八戒、沙悟浄を連れて天竺に行き、経典を持ち帰った偉いお坊さんである。

しかしそのイメージは、中国四大奇書のひとつである『西遊記』に由るものであって、玄奘三蔵の偉業の半分も伝えていない。天竺から経典を持ち帰った玄奘三蔵は、その後20年間、国家事業として膨大な梵経の翻訳に取り組んだ。

サンスクリット語から中国語への翻訳こそが、玄奘三蔵の真の目的であった。その目的のために、国禁を侵して天竺へ向かい、途中の数々の困難を乗り越え、中国に帰ってくることができた。現在、日本の伝わる般若心経も、玄奘三蔵の訳といわれている。

翻訳は唐の皇帝太宗の勅命により行われた。玄奘三蔵は翻訳を各部署に分け、組織的な翻訳を指揮したようだ。漢語に翻訳された経典はその後中国、台湾、韓国、日本、ベトナムに伝わることになる。玄奘三蔵がいなければ、今の日本で行われている般若心経の写経も別の形になっていたであろう。

ちなみに「三蔵法師」とは敬称であり、人物を指すものではないが、現在では三蔵法師といえば玄奘三蔵を意味する場合が多い。

参考
山岡洋一『翻訳とは何か』日外アソシエーツ
玄奘三蔵: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E5%A5%98%E4%B8%89%E8%94%B5

2009年10月14日水曜日

ラオスの村に古着を寄付しませんか

奥さんのみーさんが、オークパンサー (出安居) の10月4日にラオスの実家に帰るときに、たくさんの古着を持っていった。

この古着、そもそもは、僕のいらなくなった下着や穴のあいたジーンズやパジャマ、昔の会社の制服などを捨てようと思ったときに、みーさんが実家に持って行ったのが始まりだ。着古した丸首のシャツなど、誰も喜ばないだろうと、そのときは思ったのだけど、みーさんの村の近所の人たちは、喜んでもらってくれたそうだ。そんな古着でも役に立つということに、びっくりしてかつ嬉しくなったので、それからはみーさんが実家に帰るたびに、古着を持っていき、近所の人に配ってもらっている。

その話を、会社の知人に話したところ、その人も協力を申し出てくれた。実家に古い服があふれていて、もう2度と着ないんだけど、捨てるのも勿体ないのでただ保管している、人の役に立つならあげますよ、と言って持ってきてくれた。さらに、ランシットの近所の人にも話をしたところ、何人かから服をいただくことができた。

自分の古着と、いただいた古着をまとめたら、30kg
の大きな荷物になった。それをラオスに送り、今回は、みーさんの実家の村ではなく、近所の少数民族の村で配ることにした。ラオス語ではない独自の言葉をしゃべり、焼畑農業をやっている人たちの村で、みーさんの村よりも貧しいので、そこで配った方がもっと役に立つだろう、とのこと。

みーさんのお母さんが、その村の村長に話して、村の中でも特に困っている家庭の人を集めてもらった。というのは、服が 30kg
あっても、全家庭に配るには足りなかったのですよ。みなさんは農作業に行っていたので、集まったのは夜になってからだったけど、服を配ったら、とても喜んでくれたそうだ。ラオスはこれからだんだん寒くなるので、冬服は助かるとのこと。喜んでもらえて、送った甲斐がありました。

もし、家の中にいらない服や、ナベ、カマなどなんでもありましたら、譲っていただけると嬉しいです。バンコク周辺でしたら取りに行きます。お礼はできませんけど、送料は僕が負担して、責任を持ってラオスに届けて、写真を撮ってお送りします。よろしくお願いします!

2009年10月7日水曜日

医療費捻出のため、腎臓と眼球を売る女性

タイラット紙から
http://www.thairath.co.th/content/region/37992

医療費捻出のため、腎臓と眼球を売る女性

ゲーシン・ウティウォンさん(45歳・女性)が、腎臓片方と眼球片方を売りたいので宣伝をしてほしい、とタイラット紙を訪れた。彼女は、耳に線虫が入ったために1年半前から両耳が聞こえない。30バーツ医療制度を使って治療を受けようとしたが、病院からはこの病気は保険の保障対象外だと断られた。

この治療には150万バーツ(約450万円)が必要で、タイ国内で治療できるのはチュラロンコーン病院、ラーマーティッボディー病院、シリラート病院の3箇所のみだが、全ての病院から治療費を理由に断られている。

症状は段々と悪くなっており、バランスが取れず転ぶことが多く、ときどき視界が暗くなる。物忘れもひどくなってきた。アピシット首相に30バーツ医療を使わせてもらえるよう訴えると語る。

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タイには「30バーツ医療制度」というものがあって、全ての病気が30バーツで治療できる。その制度を作ったのは、この人のように、お金がないために病気で苦しむ人をなくすことが目的の筈。早く保険が適用されて治療が受けられるよう応援したい。

2009年10月5日月曜日

メコン川に上がる謎の火の玉、バーンファイピー

昨日10月5日は、オーク・パンサー(出安居)という仏教の日。

みーさんがこの時期にラオスのカーシーにある実家に帰った理由は、このオーク・パンサーの日に田舎でお祭りが開かれるので、それに行きたかったからです。なんでも、村の横を流れている川で、舟で競争をするそうだ。今年は舟に乗る!漕ぎまくるぞ!と鼻息も荒く実家に帰ったのだけど、昨日の電話で「男の人しか乗れないんだってー」と泣き言を言っておりました。残念。

いつかはその舟の競争も見てみたいものだけど、それよりももっと見に行きたいものがある。それが「バーンファイパナーヤーク」、もしくは「バーンファイピー」だ。

タイ語の Wikipedia に写真もあります。
http://th.wikipedia.org/wiki/%E0%B8%9A%E0%B8%B1%E0%B9%89%E0%B8%87%E0%B9%84%E0%B8%9F%E0%B8%9E%E0%B8%8D%E0%B8%B2%E0%B8%99%E0%B8%B2%E0%B8%84

これは何かというと、このオーク・パンサーの日になると、タイ・ラオス国境のメコン川から火の玉が飛ぶんですね。川の流れから上空に向けて飛んでいく、ピンク色・無臭の火の玉で、毎年必ずこの日に現れる。タイ・ラオス国境のノンカーイ県で見れるそうです。

この火の玉は一体何なのか。魂だという人もいれば、誰かが何かを燃やしている、という人もいる。でもねぇ、そんな正体を突き止めようなんて、野暮もいいところです。世の中には、知らないままでほっといたほうがいいこともある。夜の川岸に座り、ビールでも飲みながらのんびりと待って、火の玉が現れるのを待つ。これが粋というものでしょう。

来年は、バーンファイピーを見に行きたいなぁ。

2009年10月3日土曜日

2016 オリンピック候補の映像を見比べてみた

2016 オリンピック候補の映像を見比べてみた。すでに昨晩、リオでの開催が決定しているんだけど、おれも含めてリオのことなんて全然知らない人も多いだろう。この映像を見ればリオの魅力が良く分かる。また、我らが東京は一体何をしていたのか、敗戦を振り返ろうではないか。

もちろん、オリンピックの候補地はこの映像だけで決めているわけじゃないだろうけど、やっぱり映像のインパクトは大きいです。以下得票順で。忙しい人は、ぜひリオのビデオだけ見てください。

リオ:http://www.youtube.com/watch?v=Z00jjc-WtZI&feature=related
いやー、いいですね、リオ。南国らしく色彩鮮やかで、海と山に囲まれた場所。出てくる人がみんな生き生きとしている。運動と音楽の純粋な喜びを感じます。オリンピックの本質を突いているな。はい決定。

マドリッド:http://www.youtube.com/watch?v=GTEjKScGyoI&hl=ja
場所ではなく、人々に焦点を当てているビデオで、これも一種の感動がある。

我らが東京:http://www.youtube.com/watch?v=O7E7eOPh7ko
魅力のない人がたくさん出てくる。スポーツと関係ないシーンが多い。これ見てオリンピックやろうと思いますか?もうちょっとなんとかならなかったのか、都知事さん。

シカゴ:http://www.youtube.com/watch?v=SODWRicA3_s
これって最初から勝負を投げてるよな?というビデオ。競技場を順番に移しているだけ。

ところで、いつかはバンコクが候補に挙がると思うのだけど、そのときのプロモーションビデオはどうなるのだろうか。都内のスポーツというと、朝夕の公園でのジョギング、サイクリング、セパタクロー、サッカー、フットサルあたりか。バンコクの特徴である寺院とは決定的に相容れないので、そのへんをどうからませるか。タイ人の作る広告はすばらしいものが多いので、きっとうまく作ってくれるに違いない。あ、そしたらウチの近所のタマサート大学の競技場を使うんじゃないかな。あと20年後の
2028 くらいにやってほしいものだ。