2010年9月11日土曜日

日本の放置自転車が輸出されている話

日本の放置自転車が、世界各国に輸出されているという話を聞いた。興味がある人もいると思うので、差し支えない範囲でここに書きとめておく。念のために書き添えておくと、以下に書いた内容は自治体によって違っている部分もあり、伝聞・推定なので間違っている部分もあると思う。お気付きの点がありましたらご指摘頂けるとありがたいです。

駅前や商店街に放置された自転車は、自治体により撤去され、しばらくは集積所に保管される。集積所は市街から遠い場所にあることが多く、また引き取り時に 3,000~5,000円程度の手数料を徴収されるため、持ち主がわかっても引き取りに来ないことが多い。

自治体によっては競売を行ない、放置自転車を業者に払い下げる。払い下げを受けた業者は、小売したり海外へ輸出したりする。有名ブランドの自転車なら Yahoo! オークションで売ることもある。「自転車 コンテナ 輸出」で検索すると、そういった業者がたくさん見つかる。例えばここなど。タイはもちろん、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、パキスタン、インドなど様々な国へ輸出されているそうだ。

日本の業者の販売価格は1台2,000円程度。40フィートのコンテナに満載すると500~600台積載できる。各国から一攫千金を狙う業者が日本の中古業者を訪れ、コンテナ単位で自転車を購入、日本から自国への輸出する。自転車専門の業者だけでなく、中古自動車部品を扱う業者が、コンテナの隙間に自転車を詰めることも多い。

タイに輸入する場合、購入費用に船賃と輸入関税を足すと、輸入時のコストは4,000円程度。タイ国内で販売されるときは、業者の利益と店舗費用などを合わせ、価格は5,000~6,000円程度になる。

タイでは中国製の新品自転車が3,000円から買えるので、価格の魅力は少ない。ただしタイではあまり見かけない折りたたみ式自転車や、デザインの優れた自転車が多いため、そのあたりを売りにするのだろうか。チェンマイでは観光客向けレンタサイクル用として、この中古自転車を購入したと聞く。また郵便局の赤い自転車は人気があるようで、タイでもたまに中古で転売されているのを見かける。

日本の中古自転車をコンテナ単位で購入したい、タイで中古自転車を購入したいという方がいらっしゃいましたら、業者を紹介しますのでお問い合わせ下さい。でも競争が激しいのであんまり儲からないみたいですよ。

追記
ここにある放置自転車援助の話は、放置自転車を援助としてタイの東北部へ送ったら、、、という顛末が書かれており興味深いです。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。突然ですが、タイ人の義弟が日本の中古自転車をコンテナで輸入すべく業者を探しています。今でもご紹介頂けるのでしょうか?当方タイ在住20年の日本人です。宜しくお願い致します。

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  2. こんにちは。この業者の方とは縁遠くなってしまったため、いまはご紹介できません。申し訳ございません。

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