2010年9月25日土曜日

タイ語のお勉強ポッドキャスト

世の中にはポッドキャストという便利なものがありまして、iTunes というソフトウェアを入れて登録しておくだけでアラ不思議、その放送が更新されるたびに自動的に新しい録音がダウンロードされるのでございます。

iPod やその他の携帯音楽プレーヤを持っていれば、その録音を外に持ち出し、いつでもどこでも聞くことができます。

通勤・通学などの空いた時間に、寝るもよし、携帯でメールを打つもよし、化粧をするもよし、何をするのも自由でございますが、タイ語のポッドキャストを聞いて勉強するのは如何でございましょう。

タイ語のポッドキャストをいろいろ探したのですが、いまのところ以下の二つしか見つかっておりません。他にもありましたら教えてくださいませ。

1. NHK ワールドラジオジャパン タイ語放送
天下の NHK がお送りするタイ語ニュース。日本語のニュースをタイ語に翻訳し、タイ語ネイティブが読み上げているようです。毎晩日本時間20:31に更新。内容は日本のニュースが中心です。録音時間は14分/回と短いけど、難しい単語が多く読み上げが早いので、ちょっと難し目ですね。
たまにこちらのブログ タイ語翻訳を生業とする で inosom さんがスクリプトを書かれているときがありまして、そのときは参考にさせていただいております。
最近見つけたばかりなのでまだよくわかっていませんが、天下の Voice of America がワシントンからお送りするタイ語放送。録音時間は30分/回、ゆっくり話すのでわかり易いです。ウェブサイトには、スクリプトと mp3 音声の両方が用意されたニュースがたくさんあります。

2010年9月15日水曜日

日タイ口語辞典

พจนานุกรมภาษาพูด ญี่ปุ่น-ไทย 日タイ口語辞典

泰日経済技術振興協会、通称ソーソートーが出版している本は良書が多く、その中でもこの「日タイ口語辞典」はとても良い辞典ですので、簡単に紹介しておきます。

この本は『最新日米口語辞典』(エドワード G.サイデンステッカー、松本 道弘編纂 朝日出版社)の訳本です。日本語の部分はそのままに、英語をタイ語に翻訳したのだと思います。元本も非常に評判が良い本で、僕の愛読する福岡伸一の著書『生物と無生物の間』(福岡伸一著 講談社現代新書)の中では、以下のように紹介しています。

『アンサング・ヒーロー
「縁の下の力持ち」を英語でなんといえばよいだろうか。私が愛用している『日米口語辞典』(朝日出版社、一九七七)によれば、“an unsung hero”とある。歌われることなきヒーロー。サイデンステッカーと松本道弘によって作られたこの画期的な辞書は出版後三十年を経過するけれど今なお読むほどに楽しい。ちなみにこの項には、「He’s doing an excellent job though he isn’t getting any credit. と説明的に訳したほうが無難かもしれないが、やはり味に欠ける」としたうえでこの味のある訳が掲載されている。』

タイ語訳では บุคนที่เป็นกำลังสำคัญอยู่เบื้องหลัง (背後にいる大事な人物) ผู้ปิดทองหลังพระ (仏像の背に金箔を貼る者) となっています。後者は、英語訳とはまた違った、仏教国ならではの面白い表現ですね。

他にも、『かゆいところに手が届く』『埒があかない』 『その場 しのぎの』『子供だまし』といったさまざまな日本語のタイ語訳が載っていますが、日本語としてもかなりこなれた表現ですよね。タイ語ではなんと表現するのか、この本を読まないと僕には検討もつきません (^^;

アマゾンの日英版のレビューにあるように、普通の辞書のように引いて使うのは難しいかもしれませんが、時間のあるときに読めば、日本語とタイ語両方の表現力が上がりそうです。価格も695バーツと辞典にしては安いので、タイ語を勉強されている方はぜひ購入されてはいかがでしょうか。スクムビット29のソーソートーなどで売っていますよ。

2010年9月11日土曜日

日本の放置自転車が輸出されている話

日本の放置自転車が、世界各国に輸出されているという話を聞いた。興味がある人もいると思うので、差し支えない範囲でここに書きとめておく。念のために書き添えておくと、以下に書いた内容は自治体によって違っている部分もあり、伝聞・推定なので間違っている部分もあると思う。お気付きの点がありましたらご指摘頂けるとありがたいです。

駅前や商店街に放置された自転車は、自治体により撤去され、しばらくは集積所に保管される。集積所は市街から遠い場所にあることが多く、また引き取り時に 3,000~5,000円程度の手数料を徴収されるため、持ち主がわかっても引き取りに来ないことが多い。

自治体によっては競売を行ない、放置自転車を業者に払い下げる。払い下げを受けた業者は、小売したり海外へ輸出したりする。有名ブランドの自転車なら Yahoo! オークションで売ることもある。「自転車 コンテナ 輸出」で検索すると、そういった業者がたくさん見つかる。例えばここなど。タイはもちろん、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、パキスタン、インドなど様々な国へ輸出されているそうだ。

日本の業者の販売価格は1台2,000円程度。40フィートのコンテナに満載すると500~600台積載できる。各国から一攫千金を狙う業者が日本の中古業者を訪れ、コンテナ単位で自転車を購入、日本から自国への輸出する。自転車専門の業者だけでなく、中古自動車部品を扱う業者が、コンテナの隙間に自転車を詰めることも多い。

タイに輸入する場合、購入費用に船賃と輸入関税を足すと、輸入時のコストは4,000円程度。タイ国内で販売されるときは、業者の利益と店舗費用などを合わせ、価格は5,000~6,000円程度になる。

タイでは中国製の新品自転車が3,000円から買えるので、価格の魅力は少ない。ただしタイではあまり見かけない折りたたみ式自転車や、デザインの優れた自転車が多いため、そのあたりを売りにするのだろうか。チェンマイでは観光客向けレンタサイクル用として、この中古自転車を購入したと聞く。また郵便局の赤い自転車は人気があるようで、タイでもたまに中古で転売されているのを見かける。

日本の中古自転車をコンテナ単位で購入したい、タイで中古自転車を購入したいという方がいらっしゃいましたら、業者を紹介しますのでお問い合わせ下さい。でも競争が激しいのであんまり儲からないみたいですよ。

追記
ここにある放置自転車援助の話は、放置自転車を援助としてタイの東北部へ送ったら、、、という顛末が書かれており興味深いです。