2012年6月30日土曜日

E85が使えるようにクルマを改造した~取付編

いきなりまとめ
・ガソリン車は7,500バーツ~でE85対応キットを取り付けられる。
・そのキットをつければガソリン~ガソホール~E20~E85どれでも使えるようになる。
・E85の単価はガソホールの56%程度。経済性の詳細はまたこんど後編で書きます。

以下詳細
僕のクルマはトヨタのカローラ、1.6リットルのガソリンエンジンを積んでおり、普段はガソホール95(=E10、アルコール10%+ガソリン90%の混合燃料)を入れています。このところ、ガソリン価格の高騰が続いてましてて、お財布も厳しい、、、。こんなとき、タイではクルマをガス車(天然ガスとLPGの2種類があります)に改造する人が多いのですが、ウチの奥さんが「ガスは爆発する!」と言って許してくれないんですよね。。。

そんなとき、タクシーに乗って運ちゃんと雑談していたら、彼が良い事を教えてくれました。「E85対応キットを付ければ、E85(アルコール85%+ガソリン15%)も使えるようになるよ。オレも付けて長いこと経つけど、全然問題ない。燃費が約半分になるからお薦めだよ~ん」なんと、そんなものがあるのか!

このページの左下にもタイのガソリン価格が出ていますが、僕の使っているガソホール95は35.43バーツ。E85は19.68バーツ。ほぼ半分の価格と、とっても魅力的。というわけで、去る2012年6月23日、クルマにE85対応キットを取り付けてきました。

僕が行ったのはここの店。エカチャイ102にあります。キットの価格は、取り付け工賃込みで7,500バーツ。僕のクルマは4気筒だったのでこの値段ですが、気筒数が多いともっと高いかもしれません。取り付けはちょうど1時間で終わりました。

気になるキットの内容は、単にエンジンコントロールユニットを改造し、燃料噴射や点火のタイミングを調整するサブコンピュータを追加するだけでした。下のウィキペディアの記事そのまんまです。

ウィキペディア エンジンコントロールユニットの項
これにより現代一般的に行われるECUチューニングはエンジンコントロールユニットのコネクタとハーネスの間にカプラーを挟み込み、入力される情報や出力された制御信号に介入し、特性を変化させる方式が開発された。表を書き換える方式に比べて大胆なパラメータ変更は難しくなったが、本来の制御に加えて希望する特性だけを希望する時に変化させる事が出来る為、チューニングとしての難易度は大幅に下がっている。なお、このような方式でデータをコントロールする装置をサブコンピュータと呼ぶ。

このサブコンピュータには、調整用のボリュームが1個あり、目盛りが0~10まで付いています。ガソホール95なら0、E20なら1、E85なら3~5といった具合に、入れた燃料によって手動で調整します。数字が多いほうが燃料噴射量が多いそうです。これは、アルコールは熱量が少ないので噴射量を多めにする必要があるとか。

E85の販売スタンドは、下に地図を貼っておきます。数は少ないですが、場所を知っていれば特に困ることはなさそうな感じです。なければ普通のガソリンを入れればいいわけですしね。

ดู E85 gas station in Thailand ในแผนที่ขนาดใหญ่กว่า

E85はゴムやパッキンを傷める、、、という話もありますが、クルマがガソホール(=E10)に対応しているのなら対アルコール性はある筈ですので、問題ないっしょと判断しました。気になる方は、改造しないか、最初からE85対応のクルマ(ボルボ・S80、三菱・ランサー、ホンダ・新型シビックくらいかな?)をお買いになるとよろしいかと存じます。

しばらく(数千キロ?)走ってみた後で、走行感と経済性を後編で書く予定です。ではまた。