2017年6月12日月曜日

タイ在住者向けの医療保険

前回の投稿ではタイの旅行保険について書きましたが、今回はタイの医療保険の話です。
医療保険とは、病気で入院したときの治療費を補償してくれる保険です。

タイの医療費は、米国ほど高くはありませんが、例えば盲腸で入院したら10~20万バーツ程度はかかります。自費で負担できるのでしたら加入しなくても構いませんが、いざというときの文字通り保険として、加入することをおすすめします。

お断り:ブログ主は、この保険会社との利害関係はありません。ブログ主も10年近く Bupa 社の保険に加入しており、良い保険だと思うのでおすすめしています。

ブログ主が、医療保険への加入をおすすめする相手

例えばこんな方です。

1. 日本の国民健康保険に未加入の方(日本の住民票を抜いている)

日本の国民健康保険に加入している方は、この医療保険に加入する必要はないと思います。海外で治療した場合でも治療費を請求できる、海外療養費制度があるからです。
参考リンク:全国健康保険協会 海外で急な病気にかかって治療を受けたとき

2. タイまたは外国に長期滞在しており、これからも年単位で滞在する予定の方

保険契約は基本的に1年単位になるため、短期滞在の方には向きません。滞在期間が1年以内の方は、医療保険ではなく、旅行保険の方が良いでしょう。保険各社が、1年程度の期間で契約できる旅行保険を販売しています。

3. タイの会社で働いていないため、タイの公的社会保険に未加入の方

タイに滞在していて、社会保険に入っていない方は、医療保険に入ることをおすすめします。もし手術が必要になったとき、無保険では大変です。またブログ主は、生活に余裕がない人ほど、医療保険は必要だと思っています。

4. タイの会社で働いており、タイの公的社会保険には加入しているが、民間の医療保険には未加入の方

社会保険でも最低限の治療は受けられますが、民間の医療保険に加入しておくと、さらに良い治療が受けられます。また、社会保険を登録している病院で医療保険を使うと、医療保険でカバーできない費用を、社会保険でカバーできます。


医療保険の選び方

ブログ主が約10年間加入しており、この記事でおすすめするのは、英国の大手保険会社 Bupa 社のパーソナルケアという医療保険です。

対象年齢は65歳以下。
米国以外の全世界で、キャッシュレスで保険を利用できます(キャッシュレス診療は指定病院のみですが、指定病院はたくさんあります)。


上のページの右下にある、「GET A QUOTE NOW」を押すと、年齢と職業クラスを入れるウインドウが開きます。

職業クラスは、事務作業は 1、出張や手作業、現場作業がある場合は 2 と、リスクが高い仕事ほど数字が大きくなります。ここでは仮に 35歳、職業クラス 1 と入力してみました。


すると、補償内容が異なる 3つのプランが提示されます。
  • エメラルドプラン 保険料 14,088バーツ/年 入院1回あたり50万バーツまで
  • ルビープラン   保険料 10,656バーツ/年 入院1回あたり40万バーツまで
  • サファイヤプラン 保険料  6,516バーツ/年 入院1回あたり30万バーツまで
どれを選ぶかは予算次第です。保険料が高いほど、補償内容も良くなります。

ここでは、オプションも選択できます。

まず、左上で外来診療費(Outpatient Department = OPD)の有無を選択できます。初期値はなしになっており、補償されるのは入院費のみです。ありを選べば、外来でも補償されますが、その分保険料が高くなります。

さきほどのサファイヤプランで、外来を付けると400バーツ/回の補償が付きますが、保険料は 9,199バーツ/年(ベーシックプランの場合)と、2,683バーツ上がります。7回通院すれば元が取れる計算ですが、付けないでも良いでしょう。

次に、右上で事故保険(Personal Accident = PA)の有無を選択できます。初期値はなしになっています。ありを選べば、事故時の死亡・障害外来の補償が付きます。タイでは銀行の ATMカードに事故保険が付いている場合もあります。他の保険に加入している場合はいらないでしょう。

オプションを選択したら、「ENQUIRY / PURCHASE」を押せば、連絡先を入力するウインドウが出ますので、入力して「SEND」を押せば、後日 Bupa 社から折り返し連絡が来ます。

その後、質問票に回答して、お金を払えば保険に加入できますが、注意すべき点は、加入後30日間は保険が使えないということです。なぜそうなっているは、僕にもよくわかりません。。。

他社の医療保険は?

公平を期すため、他社の医療保険についても紹介しておきます。他にもあったらお知らせいただければ助かります。いまのところ、オンラインで見積もりまでできるのは、Bupa 社だけだと思います。

AIA 社

こちらのページに、邦人医療共済の案内があります。保障プラン1は、上で紹介した保険と似た内容で、月額 2,020バーツ、年間 24,240バーツです。補償がより手厚くなっているので、予算がある方は、こちらの方がいいかもしれません。

Allianz Ayudhya 社

こちらのページで個人向け医療保険を案内していますが、ネット見積もりはできず、補償内容の説明もありません。連絡先を送信して、向こうからの返事を待つことになります。

最後に。本当に医療保険を必要とする人は誰か?

生活に余裕が無いから、医療保険に入る気はない、と思う方は多いでしょう。でも、本当に医療保険を必要としているのは、そういう方です。
お金があったら、医療保険に入らなくても、入院費を自分で払えば済みます。でも、お金が足りなければ、必要な手術を受けることができなかったり、入院費を用意できなかったり、高利でお金を借りたりして、人生が詰むかもしれません。
お金に余裕がない人ほど、この医療保険を検討してほしいというのが、私の正直な気持ちです。


リンク
この記事を書く際に参考にさせていただきました。

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